だるまちゃんとてんぐちゃん 加古里子作
可愛すぎる。そして、懐かしい!!
てんぐちゃんのうちわが、帽子が、履物が、お鼻が羨ましいだるまちゃん。
自分で工夫して、似たものを見つけます。
発想が自由で良いなぁ。
だるまちゃんの要求に全力で応えるだるまどんも素敵パパ。
文章には出てこないけれど、
家中のうちわを集める時はお母さんだるまが、
履物を集める時はお婆ちゃんが、
お鼻を作る時はおじいちゃん・おばあちゃん・お母さん・妹も協力してくれているのだ。
だるまちゃんは家族みんなに愛されてるなぁ。
九ヶ月の娘の為というより、自分が懐かしくて読み聞かせしました。
もう少し大きくなったら、沢山の帽子の中から、「これはどんな時に使う帽子かな?」とか、
色んな語りかけができそう。
背景に描かれているだるまちゃんのお母さんの食事の支度風景や、
妹のおままごと風景も、ちょっと昭和レトロでなんとも言えない味わい。
題 だるまちゃんとてんぐちゃん
作 加古里子
絵 加古里子
図書館本
おすすめするなら 2歳くらい〜