かぼちゃひこうせんぷっくらこ
なかよしのおおぐまくんとこぐまくんが主人公です。
お庭に撒いた種から芽が出て、
家ほどの大きさのかぼちゃになり、
そこに移り住んだおおぐまとこぐま。
ファンタジー感溢れる展開ですが、
最終ページでかぼちゃが空を飛んでることに気づいた後、メタ発言が!!
「こんどはそらくまだな、こぐまくん」
「そんなくま、どこにもいないよ、おおくまくん」
「えほんのなかに、いるじゃない?」
「ぼくたち、そらをとんでいると“おもった”から、ぼくたちほんとうにいるんだね」
子ども向けの絵本としてはすごく珍しいと思います。
5歳の長女がどんな風に受け止めたのか、さりげなく感想を聞いてみるも、あまり違和感なく受け止めた様子。
題 かぼちゃひこうせんぷっくらこ
作 レンナート・ヘルシング
絵 スベン・オットー
訳 奥田継夫・木村由利子