読書好きの子育て

読書好きな私が読書好きな子を育てるべく読み聞かせた絵本の記録。娘は現在13ヶ月。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ばいばい まついのりこ作

「こんにちは」「ばいばい」だけで構成された絵本。手のひらサイズでボードブックなので、おでかけにもぴったり。イラストもかわいい。でも娘には、同じまついのりこさんの「じゃあじゃあびりびり」の方がお気にめした模様。今日は高尾山に登りました。山路…

たまごのあかちゃん かんざわとしこ作

たまごが出てきて、次のページではその卵が孵った様子が見られます。奥付には2〜4歳向き、の記載がありましたが、繰り返しのフレーズが出てきたり、色が月齢が小さくてもはっきり見える色遣いなので、0歳でもいいかなぁとチョイス。10ヶ月の娘も、しっかりみ…

あなのなか 森あさ子作

おててのような、不思議な形の生き物が、穴の中をずんずん進んで色々な生き物に遭遇する。彩りが独特でおしゃれな感じ。次は何が出てくるかな?とワクワクしながら読み進められます。繰り返し出てくる「ずんずんずんずんあなのなか」のフレーズもリズミカル…

ふたりではんぶん 五味太郎作

仲良しの女の子二人、何でも二人で半分こ。キャンディは簡単に半分こ。5枚の折り紙はちょきんと半分、半分こ。じゃあ1つしかない木のおもちゃは?ねこちゃんは?今日はスイミングのあと、お友達と井の頭公園に遊びに行きました。赤ちゃんも乗れる、籠状のブ…

ぴよぴよぴよ

ほぼ全編、「ぴよ」だけで構成された絵本である。でも、その「ぴよ」がひっくり返ってたり、一羽だけ赤字でセリフが書かれる子がいたり、読み方を工夫しながら親子で楽しめる絵本。題 ぴよぴよぴよ作 平野剛絵 平野剛図書館本おすすめするなら 0歳〜

だるまさんが かがくいひろし作

だるまさんが転んだり伸びたり。楽しい擬態語とイラスト。だるまさんと一緒に横になったり、潰れたり高い高いしながら読んであげると大はしゃぎします。シリーズで「だるまさんの」「だふまさんと」もあるのでぜひ読みたい。図書館で借りたけど、買うことも…

おおきなかぶ ロシア民話

初版は1962年だそうで、私が子どものころ読んだのと同じ絵柄。「おおきなかぶ」はたくさん出版されているけれど、やっぱりこれがいい。子供の頃はそこまで見てなかったけど、ちゃんとおじいさんおばあさんの顔がロシア人っぽい。(服装も)今日は午前中はあ…

もこもこもこ 谷川俊太郎作

擬態語だけでできた絵本。人によって読み方が変わるのが面白い。最後のページと最初のページが同じなので、繰り返し読んであげたくなる。大学時代の友人が遊びに来てくれて一日。娘もいっぱい遊んでいただいてご満悦でした。夫は大潮だから、といそいそ釣り…

おじょらぽん はせがわせつこ作

たくさんの動物の親子のねんね前のひと時。ページをめくるごとに、お月様が登っていく。どの動物の母親も子供を見る目が愛情深くて優しい気持ちになる。ねんね前の一冊にぴったり!題 おじょらぽん作 はせがわせつこ絵 さいとうとしゆき図書館本おすすめする…

もじゃらんこ

毛虫が三匹、お散歩する。ストーリーはそれだけ。もじゃもじゃ、じゃらじゃら、その繰り返しが心地いい、そんな絵本。今日はゼロ歳から入場可能なコンサートへ。バスで20分&徒歩で15分のちょっと遠出ですが、本物の音楽に触れる機会をなるべく多く作ってあ…

りんごかもしれない ヨシタケシンスケ作

りんごがある。それで終わらず、このりんごに関するありとあらゆる可能性を考えてみる絵本。これはりんごに見える他の何かかもしれない。何か意思があるかもしれない。りんごではない何かになりたかったのかもしれない。ここにある理由はなんだろう?このり…

じゃあじゃあびりびり まついのりこ作

単語➕擬音語で構成された本。構成は「ゆめにこにこ」にも似ているが、ゆめにこにこは擬態語も多かったけれどこちらは擬音語のみ。なるべく、子供には幼児語を使わずに話しかけるべき、みたいな育児論をよく見かけるけれど、「いぬ わんわんわんわん」みたい…

たかいたかい 五味太郎作

この絵本でまず驚いたのは、表紙以外は全てモノクロであることと、ページのめくり方が横ではなく縦なところ。しかし、「高い山の上の高いビル、そのビルの上の高い煙突・・・」と続いて行くと、続きが気になってモノクロなのはすぐ気にならなくなるし、ペー…

いないいないばあ 松谷みよ子作

赤ちゃん絵本としては日本一有名なんじゃないだろうか。ページが右左に移るので、赤ちゃんは視線を移動しないといけず、それが脳を鍛えるらしい。小さい頃、この絵本を読んだけどそんなこと考えもしなかった。娘が生まれて10日くらいの時に夫が買ってきて、…

くだものぱっくん 真木文絵作

ページを開くと、左側に果物の全体像、右側に果物のバラの絵、ページをめくるとその果物を動物がぱっくん!している絵が出てくる。リズム良く読めるし、毎回デザートのたびに果物を一から剥くところからは見せてあげられないので、こういう絵本はありがたい…

あがりめ さがりめ ましませつこ作

わらべうたが沢山のってる絵本。遊び方も書いてあるのが嬉しい!別ページには楽譜もあります。表題の上がり目下がり目やげんこつ山の狸さんなどのメジャーどころから、初めて見るものまで。ゼロ歳児と一日一緒にいると、何して遊べばいいのか分からなくなっ…

どうぶつのおかあさん 小森厚 作

図鑑のような写実的な絵で、様々な動物の母子が移動する時の様子が書かれている。あまり教育的成果を狙って絵本を読むのは好きではないけれども、「おかあさんねこは」「おかあさんライオンも」などの助詞の「は」と「も」の使い分けや、能動態・受動態の使…

だるまちゃんとてんぐちゃん 加古里子作

可愛すぎる。そして、懐かしい!!てんぐちゃんのうちわが、帽子が、履物が、お鼻が羨ましいだるまちゃん。自分で工夫して、似たものを見つけます。発想が自由で良いなぁ。だるまちゃんの要求に全力で応えるだるまどんも素敵パパ。文章には出てこないけれど…

しましまぐるぐる

ファーストブックとして大人気のこの絵本。コントラストの強い色使いは生まれたての赤ちゃんでも見やすいらしい。「しましましま」「ぐるぐるぐる」を交互に繰り返す。色使いもポップでとっても可愛い!子供部屋に置いておくだけで、明るくなりそう。小さな…

さわってあそぼうふわふわあひる M.ヴァン・フリート作

色と形と手触りが楽しめる仕掛け絵本。黄色くてふわふわの丸は、仕掛けをめくるとアヒルの子に!娘が二ヶ月の頃に頂いた絵本で、その頃は無反応でしたが、六ヶ月くらいからふわふわを触りたがるようになり、九ヶ月頃から仕掛けをめくりたがるようになりまし…

なーらんだ 三浦太郎作

カラフルで優しい色使いの絵本。言葉も繰り返しが多く、リズムよく読めます。イラストもはっきりとわかりやすく、赤ちゃんでも見やすいと思います。九ヶ月の娘もじっと絵を見てました。題 なーらんだ作 三浦太郎絵 三浦太郎図書館本おすすめするなら 0歳から

それはすごいな りっぱだね! いちかわけいこ作

ちょうちょになるあおむしさん、かえるになるおたまじゃくしくん、それじゃあねこさんは何になるの?優しい絵で生き物について教えてくれるし、今のままでも素敵なんだということを伝えてくれる絵本。字が活字じゃなくて手書き風なのも絵本の雰囲気に合って…

あおくんときいろちゃん レオ・レオニー作

読んでいるうちに、のっぺらぼうなはずのあおくんときいろちゃんの表情がイキイキと見えてくる気がするから不思議。大人でさえそう見えるのだから、子供の目で見るとどんな感じなんだろう、そう思わせてくれる絵本です。肝心の娘は、あまり反応せず。私が好…

ぼうしをとってちょうだいな 松谷みよ子作

陽射しが強くなってきたので、お散歩時、娘も私も帽子必須になってきました。今日は帽子の絵本。可愛らしい絵本。まず、言葉使いがかわいい。「ちょうだいな」という言い回しは、私はなかなか使わない。帽子をとって欲しい理由が、「お顔をみたいから」とい…

ぷるんぷるんおかお とよたかずひこ作

りんごが、くるまが、お顔をぷるんぷるん洗う本。お顔をあらったらみんないいおかお!お顔を洗う途中で逃げるのはだあれ?九ヶ月の娘には「ぷるんぷるん」の言葉の繰り返しが楽しいらしい。読む人によって全然違うものになるので、私が読んだり夫が読んだり…

りんごころころ 松谷みよ子作

リズムよく読める絵本。だれも食べてくれないことが悲しいりんごの木とりんごが好きなハナコちゃんのお話。「ハナコちゃん」の代わりに娘の名前で読みました。今日は初めてのピーマンを笑顔で食べました。そろそろイチゴ以外の果物も食べさせたいな。今日は…

おやすみぶっく ジャスティン・スミス作

何度も繰り返される「おやすみなさい」と「もうねんねのじかんだね」で赤ちゃんを眠りに導く絵本。だがしかし、カラフルな絵とデコボコしてたりザラザラしてたり触って楽しい素材なので、娘は大興奮してしまう。諸刃の剣である。もう二ヶ月くらい毎晩読んで…

ゆめにこにこ 柳原良平作

素朴な絵に、優しい言葉達。かおじゃぶじゃぶ、おひさまさんさん、から始まり、おねんねすやすや、ゆめにこにこ、までを春夏秋冬の情景を交えつつ紡ぐ。川沿いの桜の木の下をお散歩していた時に、散り始めた桜の花びらが川に浮かんで流れていく美しさを娘に…

あめかな U.G.サトー作

水彩絵の具をちらしたような絵にたくさんの擬音語。絵の具を垂らしたりぼかしたり滲ませたり、一口に青と言っても紫ぽかったり、群青色だったり、薄かったり濃かったりと、豊かな色彩。九ヶ月の娘は大喜びでページをめくろうとします。最近、絵本を触りたが…

よあけ ユリー・シュルヴィッツ作

音も風もない真っ暗闇から、少しずつ夜明けに近づいていくさまを描写していく絵本。始まりは暗く冷たく湿った感じなのに、少しずつ風や音など動きが出てきて、夜明けで一気に明るくなる。ごく当たり前の自然の営みではあるが、劇的でドラマチックでドキドキ…