ベッドのしたになにがいる?
おじいちゃんの家に泊まりに来た姉弟。
夜床に着くも、ベッドのしたに何かいるようで、起きておじいちゃんのところにいくと、おじいちゃんが自分にも経験があると話してくれます。
5歳娘にとって、ちょうど良いホラー感だったようで、
ちょっと怖いけど、でも、、と何度も読むのをねだられます。
個人的にはおじいちゃんの子供時代の絵が、子どもなのにちょび髭が生えてるところが好きです。
孫のいうことを否定せず受け止め、尚且つ孫が自分で気づけるような押し付けがましくないお話をする素敵なおじいちゃま。
ちっちゃなほわほわかぞく
童話館ぶっくくらぶ、4〜5歳の配本リストから。
ほわほわ家族の一人一人の表情が素敵。
一番お気に入りのページは、ほわほわかあさんがほわほわ子どもをお風呂に入れているところ。
慈しみ深い顔をして子どもを洗うほわほわかあさんと、顔をむにゅっとされながら洗われていて、ちょっと嫌そうだけどされるがままのほわほわ子ども。
谷川俊太郎さんの日本語訳が読みやすい。
しかし、5歳娘にはあまり受けず。
物語に起伏がないからでしょうか。
間を置いてまた読んでみよう。
まよなかのだいどころ
「かいじゅうたちのいるところ」で有名なセンダックの絵本。
童話館のブック倶楽部の配本リストにも載ってるし、いわゆる名作絵本だと思うのですが、、
主人公の男の子、ミッキーをミルクと間違えてケーキの材料と共に混ぜて焼こうとする謎の料理人達。
ちょっぴり不気味で得体が知れなくて、子供にとって不思議な魅力があるのだとは思うのですが。
やはり、「天の川にミルクを取りに行く」あたり、英語圏でないと完全には楽しめない絵本なんじゃないかと思ってしまいます。
とはいえ、5歳の長女は気にいった様子。
題 まよなかのだいどころ
訳 じんぐう てるお
かぼちゃひこうせんぷっくらこ
なかよしのおおぐまくんとこぐまくんが主人公です。
お庭に撒いた種から芽が出て、
家ほどの大きさのかぼちゃになり、
そこに移り住んだおおぐまとこぐま。
ファンタジー感溢れる展開ですが、
最終ページでかぼちゃが空を飛んでることに気づいた後、メタ発言が!!
「こんどはそらくまだな、こぐまくん」
「そんなくま、どこにもいないよ、おおくまくん」
「えほんのなかに、いるじゃない?」
「ぼくたち、そらをとんでいると“おもった”から、ぼくたちほんとうにいるんだね」
子ども向けの絵本としてはすごく珍しいと思います。
5歳の長女がどんな風に受け止めたのか、さりげなく感想を聞いてみるも、あまり違和感なく受け止めた様子。
題 かぼちゃひこうせんぷっくらこ
作 レンナート・ヘルシング
絵 スベン・オットー
訳 奥田継夫・木村由利子
【親向け】かがくのとものもと
創刊50周年を迎えたかがくのともの集大成!
これを読めば、かがくのともの全てが分かります。
各分野ごとの良本が紹介されていたり、作家ごとの特集があったり。
一冊がどのようにできているのか、第一稿から完成版までの全ページの変遷も載ってました。月刊誌なのに、一冊作るのに数年もかけてるなんて!!
あとは過去50年×12ヶ月の600冊全部の表紙と簡潔な内容説明が載ってました。
読んでみたい本がいっぱい!あと、私が子供の頃読んだものもたくさんあってこれもかがくのともだったんだ〜と再発見。
私は本は図書館派ですがこれは買い。
娘が興味を持ったことがあったら、これで調べて内容が合うものを図書館で借りてくる、、という索引的使い方をしてます。
かがくのともは5〜6歳向けだそう。
娘にとってちょうどいい難度なので、これからの1〜2年フル活用したい。
かがくのとものもと 月刊科学絵本「かがくのとも」の50年 (福音館の単行本)
- 作者:寄藤文平+吉田考宏(文平銀座)デザイン
- 発売日: 2019/04/16
- メディア: 単行本